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LOGI GUIDE [知る]

モノを動かす仕組み①[物流DX]

物流DXがブラックボックスを開放する

物流機能にとって、情報システムは不可欠です。これまでもWMS(倉庫管理システム)やTMS(輸配送管理システム)などの管理系システムが導入・活用されてきていましたが、近年では現場情報を収集するIoTツールや、過去データ等からシステムが経験を積み自動補正をかけるAI技術を活用した、より精度の高い予測システム(配車や需要予測)が開発されています。
これまではなかなか現場情報の収集ができずに職人化していた業務が、「見える化」されることで評価基準を示しやすくなり、システムへ置換可能な業務が増えてきました。
現場で本当に活用されるソリューションとするために、単なるプログラミングではなく、現行業務としっかりと向き合い、現場の通訳者としてシステム化することを求められています。

ムダ・ムラ・ムリを排除して、
高品質で高効率な現場を実現する

その道のプロに聞く!

物流DX

石原 優月さん

株式会社Mujin

マーケティング&コミュニケーション部長

石原 優月さん

※ 所属・役職は取材当時

技術だけではない、
現場への理解と実現への執念が大事

自動化ロボットは、人間が不得手とする「肉体的負荷の高い業務や連続作業等」を代行します。いわゆる産業用ロボットは、人間がプログラミングして、決められた手順を連続的に行い活躍していますが、簡単なように感じられる物流現場での作業は、実は経験に基づく判断が一瞬にして行われている業務で、産業用ロボットが対応できない人間の凄さが隠れています。
私たちはロボット自身が考えて臨機応変に動くことのできる「知能ロボット」を開発することで、これまで技術的に難しいとされていた工程を自動化しています。過酷な労働から人々を解放し、世界をより良くする活動に注力できる環境づくりに取り組んでいます。
ロボットをデモで動かすことと、現場で安定的に稼働させることは、難易度に大きな差があります。技術だけでなく、現場を理解し、地道な調整を続けることで、現場で活躍する知能ロボットを実現させてきました。今後も社会を支えているロジスティクス業界のイノベーションに寄与していきます。

Mujin知能ロボット

Mujin知能ロボット

ロジスティクスのプロに聞く!